CFDとは|株価指数や金の「値段の差」だけをやり取りする取引
この記事の要点
- CFDは、株価指数や金などの値段の差額だけをやり取りする取引です
- 少ない証拠金で、買いからも売りからも取引できます
- レバレッジがかかるので、預けたお金を上回る損が出ることがあります
値段の差だけをやり取りする
CFDは、Contract for Difference(差金決済取引)の頭文字です。株価指数や金、原油などを、ものそのものは受け渡しせず、買った値段と売った値段の差額だけをやり取りします。
たとえば、日経平均株価に連動するCFDを38,000で買い、38,500で決済すると、差の500が損益のもとになります。1あたり何円になるかは、会社と商品で決まっています(CFDの損益で計算できます)。
FXと同じところ
FXを学んだ人には、なじみのあるしくみです。
FXとちがうところ
- 何を取引するか:通貨ではなく、株価指数(日経平均株価、S&P500など)や、金・原油などの商品
- レバレッジの上限:国内の個人の店頭CFDは、株価指数で10倍、商品で20倍まで(FXは25倍まで)。取引所のCFD(くりっく株365)は、取引所が決める証拠金の基準額で決まる
- 持ち越したときのお金:スワップポイントではなく、金利相当額・価格調整額などが動く
- 取引できる時間:もとになる市場によって、商品ごとにちがう(取引時間)
預けたお金を上回る損が出ることがある
CFDは、レバレッジをかける取引です。値動きが速いと、ロスカットの水準を飛びこえて決済され、預けたお金を上回る損が出ることがあります。
FXコースで学んだ「1回の損を先に決める」は、CFDでも同じです。このコースでは、CFDならではのしくみを順に見ていきます。
確かめた資料
- 店頭の株価指数CFDのレバレッジ:金融商品取引業等に関する内閣府令 第117条(取引の額の百分の十の証拠金=10倍まで)
- 店頭の商品CFDのレバレッジ:商品先物取引法施行規則 第103条(百分の五の証拠金=20倍まで)
ここに気をつけて
CFDは、FXと同じようにレバレッジをかける取引です。値動きが速いときは、ロスカットが間に合わず、預けたお金を上回る損が出ることがあります。
株価指数や金は、FXの通貨ペアより1日の値動きの幅が大きいことがあります。はじめは、取引する量を小さくして考えましょう。
確認問題
Q1. CFDで、決済のときにやり取りするのは何ですか?
答えと解説
正解は「買った値段と売った値段の差額」。CFD(差金決済取引)は、ものを受け渡しせず、値段の差額だけをやり取りします。
CFD(差金決済取引)は、ものを受け渡しせず、値段の差額だけをやり取りします。
Q2. CFDで「売り」から始めると、どうなったときに利益になりますか?
答えと解説
正解は「値段が下がったとき」。先に売って、あとで安く買い戻すと、その差が利益になります。上がると損になります。
先に売って、あとで安く買い戻すと、その差が利益になります。上がると損になります。
Q3. CFDで、預けたお金を上回る損が出ることはありますか?
答えと解説
正解は「ある」。レバレッジをかけるので、急な値動きでは、預けたお金を上回る損が出ることがあります。
レバレッジをかけるので、急な値動きでは、預けたお金を上回る損が出ることがあります。
この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。