CFDの価格調整額・金利相当額|持ち越すと毎日動くお金

この記事の要点

  • CFDを持ち越すと、金利相当額などの受け取り・支払いが毎日発生することがあります
  • 株価指数CFDでは、配当に相当するお金(配当相当額・価格調整額)が発生することがあります
  • 先物をもとにしたCFDは、限月が変わるときに価格調整額が発生することがあります

持ち越すと動くお金がある

FXを持ち越すとスワップポイントが動くように、CFDも、ポジションを次の日に持ち越すと、お金の受け取り・支払いが発生することがあります。主なものは次の3つです。

金利相当額取引の額に対する金利のようなもの
配当相当額株価指数の会社の配当に当たるもの
限月の切り替えの調整先物をもとにしたCFDの値段の差を直すもの

会社によっては、これらをまとめて「価格調整額」と呼ぶこともあります。

例:くりっく株365の日経225証拠金取引

取引所のCFDであるくりっく株365では、東京金融取引所が、日経225証拠金取引について次のように説明しています。

  • 金利相当額:買い手が支払い、売り手が受け取る
  • 配当相当額:配当落ちのたびに発生し、買い手が受け取り、売り手が支払う

買いは、株を持っている人と同じように配当に当たるお金を受け取り、そのかわり、お金を借りて持っているのと同じように金利に当たるお金を払う、と考えるとわかりやすくなります。

同じくりっく株365でも、DAXは配当を含む指数なので配当相当額がなく、金・原油などのETFの商品にも配当相当額はありません。

先物をもとにしたCFDの調整

店頭CFDには、株価指数や原油の先物の値段をもとにした商品があります。先物には期限(限月)があり、期限が近づくと次の限月に乗りかえます。限月がちがうと値段もちがうので、乗りかえたときに、その差を直すお金(価格調整額)が動くことがあります。

持ち越す前に確かめる

  • その商品で、持ち越すとどんなお金が動くか
  • 買いと売りで、受け取りか支払いか
  • 1日あたりの目安の金額

数日で決済するなら小さくても、数か月持ち越すと積み重なります。

確かめた資料

ここに気をつけて

呼び方(金利相当額・価格調整額・配当相当額など)と、計算のしかたは、会社と商品によってちがいます。この記事は、しくみの考え方です。実際の金額は、口座の会社の画面で確かめましょう。

買いと売りで、受け取りと支払いが反対になります。長く持ち越すほど、積み重なります。

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確認問題

Q1. くりっく株365の日経225証拠金取引で、金利相当額を支払うのはどちらですか?

答えと解説

正解は「買い手」。東京金融取引所の説明では、金利相当額は買い手が支払い、売り手が受け取ります。

Q2. くりっく株365の日経225証拠金取引で、配当相当額を受け取るのはどちらですか?

答えと解説

正解は「買い手」。配当落ちのとき、買い手が受け取り、売り手が支払います。

Q3. 持ち越しで動くお金について、合っているのはどれですか?

答えと解説

正解は「呼び方や計算は会社と商品でちがうので、口座の画面で確かめる」。店頭CFDは会社ごとに決まっています。受け取りか支払いかも、商品と向きで変わります。

今日の練習

口座を開く予定の会社のCFDの説明で、持ち越したときに動くお金の名前(金利相当額・価格調整額など)を調べて、日記に書いてみましょう。

日記を書く

この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。