CFDの証拠金とレバレッジ|店頭CFDは株価指数10倍・商品20倍まで、取引所CFDは証拠金基準額

この記事の要点

  • 国内の個人の店頭CFDのレバレッジは、株価指数で最大10倍、商品で最大20倍と決まっています。くりっく株365は、取引所が決める証拠金基準額で決まります
  • 店頭CFDの必要証拠金は「値段 × 1枚の倍率 × 枚数 ÷ レバレッジ」で計算します
  • 計算は「CFDの必要証拠金」のツールで試せます

店頭CFDのレバレッジの上限は、法律で決まっている

口座の会社と直接取引する店頭CFDでは、国内の個人は、取引の額に対して、少なくとも次の割合の証拠金を預ける決まりがあります。

店頭の株価指数CFD10%以上(10倍まで)
店頭の商品(金・原油など)CFD5%以上(20倍まで)
参考:店頭FX4%以上(25倍まで)

会社は、これより多くの証拠金を求めることもあります。実際のレバレッジは、口座の会社の商品説明で確かめます。

取引所CFD(くりっく株365)は、証拠金基準額で決まる

取引所のCFDのくりっく株365では、証拠金の決まり方がちがいます。東京金融取引所が、商品ごとに1枚あたり最低限必要な証拠金として証拠金基準額を決め、過去の値動きの大きさをもとに毎週見直しています。口座の会社は、これに上乗せした証拠金を求めることがあります。

いまの基準額は、東京金融取引所のページで確かめられます。

店頭CFDの必要証拠金の計算

必要証拠金 = 値段 × 1枚の倍率 × 枚数 ÷ レバレッジ

例:店頭の日経225のCFD、値段38,000、仮に1枚=指数×10円の場合、1枚、レバレッジ10倍 → 38,000 × 10円 × 1枚 ÷ 10 = 38,000円

1枚の大きさ(指数の何倍か)は、商品や口座の会社によってちがいます。数字は説明のための例です。ドル建ての商品は、最後にドル円のレートをかけて円にします。CFDの必要証拠金で計算できます。

必要証拠金だけでは足りない

必要証拠金は「取引を始めるのに最低限いるお金」です。ちょうどのお金で始めると、少し逆に動いただけで証拠金維持率が下がり、ロスカットになります。

FXと同じく、証拠金維持率に余裕を持たせて取引します。

証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

確かめた資料

ここに気をつけて

レバレッジの上限は「ここまでかけてよい」という上限で、「ここまでかけるもの」ではありません。必要証拠金ぎりぎりで取引すると、少しの値動きでロスカットになります。

会社によっては、法律の上限より証拠金を多く求める(レバレッジが低い)商品もあります。

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確認問題

Q1. 国内の個人が、口座の会社と直接取引する店頭の株価指数CFDを取引するとき、レバレッジの上限は何倍ですか?

答えと解説

正解は「10倍」。店頭の株価指数CFDは、内閣府令で取引の額の10%以上の証拠金が必要と決まっています(10倍まで)。くりっく株365は、取引所の証拠金基準額で決まります。

Q2. 店頭の株価指数CFDで、値段38,000、仮に1枚=指数×10円、1枚、レバレッジ10倍のとき、必要証拠金はいくらですか?

答えと解説

正解は「38,000円」。38,000 × 10円 × 1枚 ÷ 10 = 38,000円です。

Q3. 必要証拠金ちょうどのお金で取引すると、どうなりやすいですか?

答えと解説

正解は「少しの値動きでロスカットになりやすい」。余裕のお金がないので、少し逆に動くだけで証拠金維持率が下がります。

今日の練習

CFDの必要証拠金のツールで、日経225のCFDを1枚取引するときの必要証拠金を計算して、日記に書いてみましょう。

日記を書く

この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。