CFDの証拠金とレバレッジ|店頭CFDは株価指数10倍・商品20倍まで、取引所CFDは証拠金基準額
この記事の要点
- 国内の個人の店頭CFDのレバレッジは、株価指数で最大10倍、商品で最大20倍と決まっています。くりっく株365は、取引所が決める証拠金基準額で決まります
- 店頭CFDの必要証拠金は「値段 × 1枚の倍率 × 枚数 ÷ レバレッジ」で計算します
- 計算は「CFDの必要証拠金」のツールで試せます
店頭CFDのレバレッジの上限は、法律で決まっている
口座の会社と直接取引する店頭CFDでは、国内の個人は、取引の額に対して、少なくとも次の割合の証拠金を預ける決まりがあります。
会社は、これより多くの証拠金を求めることもあります。実際のレバレッジは、口座の会社の商品説明で確かめます。
取引所CFD(くりっく株365)は、証拠金基準額で決まる
取引所のCFDのくりっく株365では、証拠金の決まり方がちがいます。東京金融取引所が、商品ごとに1枚あたり最低限必要な証拠金として証拠金基準額を決め、過去の値動きの大きさをもとに毎週見直しています。口座の会社は、これに上乗せした証拠金を求めることがあります。
いまの基準額は、東京金融取引所のページで確かめられます。
店頭CFDの必要証拠金の計算
例:店頭の日経225のCFD、値段38,000、仮に1枚=指数×10円の場合、1枚、レバレッジ10倍 → 38,000 × 10円 × 1枚 ÷ 10 = 38,000円
1枚の大きさ(指数の何倍か)は、商品や口座の会社によってちがいます。数字は説明のための例です。ドル建ての商品は、最後にドル円のレートをかけて円にします。CFDの必要証拠金で計算できます。
必要証拠金だけでは足りない
必要証拠金は「取引を始めるのに最低限いるお金」です。ちょうどのお金で始めると、少し逆に動いただけで証拠金維持率が下がり、ロスカットになります。
FXと同じく、証拠金維持率に余裕を持たせて取引します。
確かめた資料
- 店頭の株価指数CFD:金融商品取引業等に関する内閣府令 第117条(株価指数関連店頭デリバティブ取引の額に百分の十を乗じて得た額)
- 店頭の商品CFD:商品先物取引法施行規則 第103条(店頭商品デリバティブ取引の額に百分の五を乗じて得た額)
- くりっく株365の証拠金基準額:東京金融取引所:個人のお客様向け清算決済業務詳細・株価指数証拠金基準額ファイル
ここに気をつけて
レバレッジの上限は「ここまでかけてよい」という上限で、「ここまでかけるもの」ではありません。必要証拠金ぎりぎりで取引すると、少しの値動きでロスカットになります。
会社によっては、法律の上限より証拠金を多く求める(レバレッジが低い)商品もあります。
確認問題
Q1. 国内の個人が、口座の会社と直接取引する店頭の株価指数CFDを取引するとき、レバレッジの上限は何倍ですか?
答えと解説
正解は「10倍」。店頭の株価指数CFDは、内閣府令で取引の額の10%以上の証拠金が必要と決まっています(10倍まで)。くりっく株365は、取引所の証拠金基準額で決まります。
店頭の株価指数CFDは、内閣府令で取引の額の10%以上の証拠金が必要と決まっています(10倍まで)。くりっく株365は、取引所の証拠金基準額で決まります。
Q2. 店頭の株価指数CFDで、値段38,000、仮に1枚=指数×10円、1枚、レバレッジ10倍のとき、必要証拠金はいくらですか?
答えと解説
正解は「38,000円」。38,000 × 10円 × 1枚 ÷ 10 = 38,000円です。
38,000 × 10円 × 1枚 ÷ 10 = 38,000円です。
Q3. 必要証拠金ちょうどのお金で取引すると、どうなりやすいですか?
答えと解説
正解は「少しの値動きでロスカットになりやすい」。余裕のお金がないので、少し逆に動くだけで証拠金維持率が下がります。
余裕のお金がないので、少し逆に動くだけで証拠金維持率が下がります。
この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。