ダイバージェンス|値段とRSIの動きが食いちがう形

この記事の要点

  • ダイバージェンスは、値段とRSIなどの指標の動きが食いちがう形です
  • 値段は高値を更新しているのに指標が更新していないと、勢いが弱まっているサインと読めます
  • ダイバージェンスが出ても、すぐに流れが変わるとは限りません

値段と指標が、ちがう向きに動く

ダイバージェンスは、値段と、RSIなどの指標の動きが食いちがう形です。

  • 上がっているとき:値段は前の高値を上回ったのに、RSIの山は前より低い
  • 下がっているとき:値段は前の安値を下回ったのに、RSIの谷は前より高い
高値1高値2高値1高値2RSI(期間9)山1山27030RSI 9RSI(期間9)山1山27030RSI 9
値段は2つ目の高値で前の高値を上回っていますが、そのときのRSIの山は、1つ目より低くなっています。図は説明のための作りものの値動きで、実際の通貨ペアのチャートではありません。線は、この値動きから計算しています。

勢いが弱まっているサインと読む

RSIは、上がった幅と下がった幅のくらべです。値段が高値を更新しているのにRSIの山が低いということは、上がり方の勢いが前より弱いということです。

ダイバージェンスは、そのため「流れが弱まってきたかもしれない」と考える材料になります。

時期は教えてくれない

ダイバージェンスが出ても、すぐに流れが変わるとは限りません。

  • ダイバージェンスが出たあとも、同じ向きに進み続けることがある
  • 2回、3回とダイバージェンスが続いてから、流れが変わることもある

流れが変わったかどうかは、高値・安値の切り下がりやトレンドラインを割ったかどうかなど、値段そのものの形で確かめます。MACDでも、同じように値段との食いちがいを見ることができます。

ここに気をつけて

ダイバージェンスは、勢いが弱まっていることを表すだけで、流れが変わる時期は教えてくれません。ダイバージェンスが何度か続いたあとも、同じ向きに進み続けることがあります。

あとから見るとはっきりわかりますが、動いている最中は、まだ山ができきっていないことも多いです。

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確認問題

Q1. 値段は前の高値を上回ったのに、RSIの山は前より低い。この形を何と呼びますか?

答えと解説

正解は「ダイバージェンス」。値段と指標の動きが食いちがう形を、ダイバージェンスと呼びます。

Q2. 上の形は、何を表していると読めますか?

答えと解説

正解は「上がる勢いが弱まっている」。値段は上がっていても、上がり方の勢いは前より弱いと読めます。

Q3. ダイバージェンスが出たあとも、値段が上がり続けています。考え方として合っているのは?

答えと解説

正解は「ダイバージェンスは時期を教えないので、そういうこともある」。勢いが弱まっていても、流れがすぐ変わるとは限りません。

今日の練習

ドル円の日足で、値段の高値(または安値)を2つ選び、そのときのRSI(期間9)の値を日記にくらべて書いてみましょう。

日記を書く

この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。