RSI(期間9)とRSIの移動平均|買われすぎ・売られすぎの目安と、その注意
この記事の要点
- RSIは、ある期間の上がった幅と下がった幅をくらべて、0〜100で表す指標です
- このサイトでは、RSIの期間を9、RSIの移動平均をSMA 50で表示します
- 強いトレンドのときは、RSIが70の上(30の下)にとどまり続けることもあります
RSIは、上がった幅と下がった幅のくらべ
RSI(相対力指数)は、ある期間の値動きのうち、上がった幅と下がった幅のどちらが大きかったかを、0〜100の数字で表す指標です。
このサイトのチャートの設定
移動平均線:EMA 20・75・200/RSI:期間 9/RSIの移動平均:SMA 50。図・説明・設定ガイドは、すべてこの設定でそろえています。
- 上がった幅が大きいほど、100に近づく
- 下がった幅が大きいほど、0に近づく
- 上がった幅と下がった幅が同じなら、50
このサイトでは、期間を9(直近9本)で計算します。よく使われる期間14より短く、値動きに早く反応する設定です。そのぶん、70や30を行き来する回数は期間14より多くなります。
70と30の線
RSIには、よく70と30の線を引きます。
- 70の上:上がった幅がかなり大きい状態。「買われすぎ」と呼ばれることがある
- 30の下:下がった幅がかなり大きい状態。「売られすぎ」と呼ばれることがある
ただし、「買われすぎ」は「これから下がる」という意味ではありません。
上の図のように、上がり続ける強いトレンドでは、RSIが70の上にとどまり続けることがあります。70を超えたから反対に動く、とは限りません。
RSIの移動平均(SMA 50)
RSIは細かく上下するので、このサイトではRSIの移動平均(SMA 50)もいっしょに表示します。直近50本のRSIの単純平均です。
- RSIがSMA 50より上:この50本の平均より、勢いが強い
- RSIがSMA 50より下:この50本の平均より、勢いが弱い
RSIの細かい上下にまどわされず、勢いが強まっているか・弱まっているかを見るための線です。
RSIで見ること
- いまのRSIは、50より上か下か(上がる勢いと下がる勢いのどちらが強いか)
- RSIは、SMA 50より上か下か(勢いが強まっているか、弱まっているか)
- 70・30の外にいるとき、それがどれくらい続いているか
RSIだけで判断せず、トレンドや移動平均線とあわせて見ます。値段とRSIの動きが食いちがう形は、のちの記事ダイバージェンスで見ます。
ここに気をつけて
「70を超えたら売り」「30を下回ったら買い」と決めつけると、強いトレンドのときに何度も逆らうことになります。RSIは、勢いの強さを数字で見るための目安です。
期間の数字を変えると、RSIの動き方も変わります。このサイトの説明は、すべて期間9で見たときのものです。
確認問題
Q1. RSIは、どんな数字の範囲で表されますか?
答えと解説
正解は「0〜100」。RSI = 100 − 100 ÷(1 + 上げ幅の平均 ÷ 下げ幅の平均)なので、0から100のあいだになります。
RSI = 100 − 100 ÷(1 + 上げ幅の平均 ÷ 下げ幅の平均)なので、0から100のあいだになります。
Q2. このサイトのRSIの設定は、どれですか?
答えと解説
正解は「期間9、RSIの移動平均はSMA 50」。教科書の図や設定ガイドは、すべて期間9とSMA 50でそろえています。
教科書の図や設定ガイドは、すべて期間9とSMA 50でそろえています。
Q3. 上がり続ける強いトレンドで、RSIが70の上に何日もとどまっています。考え方として合っているのは?
答えと解説
正解は「勢いが強い状態が続いていると見る」。強いトレンドでは、RSIが高いまま続くことがあります。70を超えたこと自体は、下がるサインではありません。
強いトレンドでは、RSIが高いまま続くことがあります。70を超えたこと自体は、下がるサインではありません。
この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。