ボリンジャーバンドの見方|幅の広さで値動きの大きさを見る

この記事の要点

  • ボリンジャーバンドは、移動平均線(SMA 20)の上下に、値動きの幅を表す線を引いたものです
  • バンドの幅がせまいときは値動きが小さく、広がると値動きが大きくなっています
  • バンドに触れたから反対に動く、とは限りません

まん中は移動平均、上下は値動きの幅

ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に、値動きのばらつき(標準偏差)から計算した線を引いた指標です。多くのチャートで最初に入っている設定は、次のとおりです。

まん中の線SMA 20(20本の単純移動平均)
上の線(+2σ)SMA 20 + 標準偏差 × 2
下の線(−2σ)SMA 20 − 標準偏差 × 2

値動きが小さいと標準偏差が小さくなり、バンドの幅はせまくなります。値動きが大きくなると、幅は広がります。

幅の変化で、値動きの大きさを見る

+2σ20SMA−2σ+2σ20SMA−2σ
値動きが小さいあいだは幅がせまく、一方向に動きだすと幅が広がっています。上がっているあいだ、値段は上の線の近くを進んでいます。図は説明のための作りものの値動きで、実際の通貨ペアのチャートではありません。線は、この値動きから計算しています。
  • 幅がせまい:値動きが小さい時間。そのあと大きく動くこともあるが、向きはバンドだけではわからない
  • 幅が広がる:値動きが大きくなっている時間

線に触れても、反対に動くとは限らない

「上の線に触れたら下がる」「下の線に触れたら上がる」と考えたくなりますが、上の図のように、強い流れのときは線に沿って進み続けることがあります。

ボリンジャーバンドは、いまの値動きが大きいか小さいかを見るのに使い、向きはトレンドや移動平均線で確かめます。値動きが大きい時間は、損切り幅からロットで、取引する量を小さくすることも考えます。

ここに気をつけて

バンドの線は「ここで止まる」という線ではありません。強い流れのときは、値段がバンドの線に沿って進み続けることがあります。

幅がせまくなったあとに、どちらの向きに動きだすかは、バンドだけではわかりません。

確認問題

Q1. ボリンジャーバンドのまん中の線は、何ですか?

答えと解説

正解は「20本の単純移動平均(SMA 20)」。まん中は SMA 20 で、その上下に標準偏差の2倍の幅で線を引きます。

Q2. バンドの幅がせまくなっているとき、どういう状態ですか?

答えと解説

正解は「値動きが小さくなっている」。幅は値動きのばらつき(標準偏差)から決まるので、値動きが小さいと幅がせまくなります。

Q3. 値段が上の線(+2σ)に触れました。考え方として合っているのは?

答えと解説

正解は「反対に動くとは限らず、線に沿って進むこともある」。強い流れのときは、上の線に沿って進み続けることがあります。

今日の練習

TradingViewでドル円の日足にボリンジャーバンドを出して、いまの幅が最近の中で広いか・せまいかを日記に書いてみましょう。

日記を書く

この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。