CFDと先物・ETFのちがい|取引の大きさ、レバレッジ、持ち続けるコスト

この記事の要点

  • 先物は取引の単位が決まっていて期限があり、ETFはレバレッジをかけずに株と同じように買えます
  • CFDは、会社が決めた単位で、レバレッジをかけて取引できます
  • 持ち続けるときのコストのかかり方が、それぞれちがいます

3つのくらべ

株価指数の値動きをとらえる方法には、CFDのほかに、先物とETFがあります。

先物取引所で売買。単位が大きめ。期限(限月)がある
ETF株と同じように買う。レバレッジなしなら損は払ったお金まで
CFD会社が決めた単位で、レバレッジをかけて売買

先物:単位と期限が決まっている

大阪取引所の日経平均株価の先物は、取引単位が決まっています。

日経225先物日経平均株価 × 1,000円
日経225mini日経平均株価 × 100円
日経225マイクロ先物日経平均株価 × 10円

日経平均株価が38,000なら、日経225先物1枚の取引の額は3,800万円、miniは380万円、マイクロは38万円です(数字は説明のための例)。先物には限月があり、期限が来ると決済されます。

ETF:株と同じように買う

ETF(上場投資信託)は、株価指数などに連動するように作られた投資信託で、株と同じように証券取引所で売買します。

  • レバレッジをかけずに買うなら、損は払ったお金まで(信用取引を除く)
  • 持っているあいだ、運用の費用(信託報酬)がかかる
  • 売りから始めるには、信用取引が必要

CFD:会社の単位で、レバレッジをかける

CFDは、会社が決めた単位(1枚=指数×10円など)で取引でき、先物より小さい金額から始められる商品もあります。店頭の株価指数CFDのレバレッジは10倍までです(くりっく株365は取引所の証拠金基準額で決まります)。持ち越すと金利相当額や価格調整額が動きます。

持ち続けるコストのちがい

  • 先物:期限ごとに乗りかえる手間と、その手数料
  • ETF:信託報酬(毎日少しずつ差し引かれる)
  • CFD:金利相当額・価格調整額など(毎日)

確かめた資料

ここに気をつけて

どれがよいかは、何をしたいか(短い期間の取引か、長く持つか)と、資金の大きさで変わります。この記事は、しくみのちがいの説明です。

先物とCFDはレバレッジをかけるので、預けたお金を上回る損が出ることがあります。ETFは、レバレッジをかけない買いなら、損は払ったお金までです(信用取引を除く)。

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確認問題

Q1. 日経225先物(大阪取引所)の取引単位は?

答えと解説

正解は「日経平均株価×1,000円」。JPXの商品説明で、日経225先物は日経平均株価×1,000円です。miniは×100円、マイクロは×10円です。

Q2. 日経平均株価が38,000のとき、日経225先物1枚の取引の額は?

答えと解説

正解は「3,800万円」。38,000 × 1,000円 = 3,800万円です。

Q3. ETFを、レバレッジをかけずに買ったとき、損はどこまでですか?

答えと解説

正解は「払ったお金まで」。レバレッジをかけない買いなら、ETFの値段が0になっても、払ったお金までです。

今日の練習

日経225先物・日経225mini・日経225マイクロ先物の取引単位を表にして、指数が100動いたときの損益を日記に計算してみましょう。

日記を書く

この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。