経済指標とCFDの動き|雇用統計・物価・原油在庫の発表の前後

この記事の要点

  • 米国の雇用統計や消費者物価指数は、株価指数や金の値段も大きく動かすことがあります
  • 原油は、産油国の会合や在庫の発表で動きやすくなります
  • 発表の前後は、スプレッドが広がることがあります

為替の発表は、CFDにも関わる

FXコースの経済指標で見た発表は、株価指数や金にも関わることがあります。

  • 米国の雇用統計・消費者物価指数(CPI):景気や物価の数字で、金利の見方が変わると、米国の株価指数や金も動くことがある
  • 中央銀行の政策金利の発表(FOMC・日銀など):金利の決定は、株価指数・金・為替のどれにも関わる

日本時間の発表の時刻は、指標カレンダーと指標の発表時刻で確かめられます。

原油は、在庫と産油国の発表で動きやすい

  • EIAの週間石油在庫統計:ふつう水曜日の米国東部時間10:30。日本時間では、米国の夏時間のとき水曜日の23:30、冬時間のときは日付が変わって木曜日の0:30(祝日の週はずれる)
  • 産油国の会合:生産量の方針が決まると、動くことがある

発表の前後で起きやすいこと

  • 短い時間で、大きく動く
  • 上下に大きくふれたあと、反対に動く
  • スプレッドが広がることがある
  • 損切りの注文が、決めた値段より不利な値段で決済されることがある

発表の前に決めておくこと

  1. 発表の前後に取引するか、見送るか
  2. 取引するなら、量を小さくする(損切りの幅が広くなるので、損切り幅からロットで計算しなおす)
  3. 持っているポジションを、発表をまたいで持つかどうか

確かめた資料

ここに気をつけて

発表の結果が「よい」か「悪い」かで、どちらに動くかは決まっていません。同じような結果でも、そのときの見方によって、反対に動くこともあります。

発表の直後は、スプレッドが広がったり、思った値段で決済できなかったりすることがあります。

確認問題

Q1. 米国の雇用統計の発表が、株価指数や金にも関わるのはなぜですか?

答えと解説

正解は「景気や金利の見方が変わり、株や金のお金の流れも変わることがあるから」。雇用や物価の数字は、金利の見方を通して、株価指数や金にも関わることがあります。

Q2. EIAの週間石油在庫統計は、ふつう日本時間の何時ごろですか?(米国の夏時間のとき)

答えと解説

正解は「水曜日の23:30」。米国東部時間の水曜10:30は、夏時間のとき日本時間の水曜23:30です。冬時間のときは日付が変わって、木曜0:30になります。

Q3. 発表の直前にとる考え方として、合っているのは?

答えと解説

正解は「スプレッドの広がりや値段の飛びを考えて、量を減らすか、見送ることも選ぶ」。発表の前後は値動きが読めません。損切りを外すと、損が大きくなりやすくなります。

今日の練習

今週の★3つの発表を指標カレンダーで確かめ、取引してみたいCFDの商品に関わりそうな発表に印をつけて、日記に書いてみましょう。

日記を書く

この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。