自分のルールを作る|1回の損・損切り・見る時間・指標の日・日記の見直し

この記事の要点

  • ルールは、1回の損の割合・損切りの決め方・見る時間・指標の日の決め方・日記での見直しの5つから作ると、まとめやすくなります
  • 1回の損の割合を先に決め、取引する量はそこから計算します
  • ルールは一度で決めきらず、日記を読み返して、週に1回ほど見直します

ルールは5つの項目から

ここまでのFXコースで見てきたことを、自分のルールにまとめます。次の5つの項目に、1行ずつ書いていくと作りやすくなります。

  1. 1回の損の割合:資金の何%までにするか(例:1%)
  2. 損切りの決め方:どこに損切りを置くか、注文と同時に逆指値を入れるか
  3. 見る時間:毎日いつチャートを見るか
  4. 指標の日の決め方:★3つの発表の前後をどうするか
  5. 日記での見直し:いつ、何を読み返すか
書き方の例は、下の「ルールの例」を見てください。数字は、自分に合わせて変えてかまいません。

1. 1回の損の割合

1回の取引で、資金の何%までなら負けてもいいかを決めます。たとえば資金50万円で1%なら、1回の損は5,000円までです。量は、この金額と損切りの幅から損切り幅からロットで計算します(くわしくは損切り幅とロット)。

2. 損切りの決め方

損切りの値段は、注文する前に、チャートを見て決めます。注文と同時に逆指値を入れておくと、見ていないあいだも損を区切れます(注文の種類)。週末や大きな発表のときは、決めた値段で決まらないことがあることも、覚えておきます。

3. 見る時間

毎日、落ち着いてチャートを見られる時間を決めます(見る時間帯の決め方)。決めた時間の外では、新しく取引を始めない、というルールにしてもかまいません。

4. 指標の日の決め方

指標カレンダーで★3つの発表がある日は、どうするかを決めておきます。たとえば「発表の前の1時間と、あとの30分は新しく取引しない」のように、時間で決めると迷いません。

5. 日記で見直す

取引した日も、しなかった日も、トレード日記に結果と気持ち、ルールを守れたかを残します。週に1回、落ち着いているときに読み返して、

  • ルールを守れなかった日は、どんな気持ちだったか
  • 守れなかったのは、ルールが自分に合っていなかったからか

を見直します。数字でふりかえるときは、リスクリワードや期待値のツールも使えます。

ルールの例

1回の損資金の1%まで
損切り注文と同時に逆指値を入れる
見る時間平日の夜、家のことが終わってから
指標の日★3つの前1時間・あと30分は新しく取引しない
見直し日曜の夜に、1週間の日記を読み返す

これは一例です。続けられる形にして、日記を見ながら少しずつ自分に合わせていきましょう。

ここに気をつけて

ルールは、守れる形にしておくことが大切です。負けない取引のしかたは作れません。負けることもある前提で、1回の損を小さく区切るためのものと考えましょう。

ルールを変えるのは、取引の最中ではなく、落ち着いているときにします。負けた直後に、その場でルールを変えないようにしましょう。

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確認問題

Q1. 取引する量は、どの順番で決めるとよいですか?

答えと解説

正解は「1回の損の割合と損切りの幅を決めてから、量を計算する」。1回の損と損切りの幅が先、量はあと、です。量に合わせて損切りの幅を変えないようにします。

Q2. 資金50万円で、1回の損を1%と決めました。1回で負けてもいい金額はいくらですか?

答えと解説

正解は「5,000円」。50万円 × 1% = 5,000円です。

Q3. ルールを見直すのに向いているのは、どんなときですか?

答えと解説

正解は「週に1回、日記を読み返して落ち着いているとき」。落ち着いているときに、日記の記録をもとに見直すと、気持ちに流されにくくなります。

今日の練習

下の5つの項目について、いまの自分のルールを1行ずつ書いてみましょう。書いたルールは日記に残しておき、1週間後に読み返せます。

日記を書く

この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。