水平線の引き方|何度も止まった値段を「帯」で見る

この記事の要点

  • 水平線は、過去に何度も止まった値段に引く横の線です
  • 上で止まりやすい線をレジスタンス、下で止まりやすい線をサポートと呼びます
  • 線はぴったりの値段ではなく、幅のある「帯」として見ると使いやすくなります

水平線は、何度も止まった値段に引く

チャートを見ていると、同じあたりの値段で何度も止まっているところがあります。そこに引く横の線が水平線です。

  • レジスタンス:上で止まりやすい値段のあたり(上値の目安)
  • サポート:下で止まりやすい値段のあたり(下値の目安)

多くの人が同じ値段を意識していると、その近くで売り買いが増え、値段が止まりやすくなる、と考えられています。

線ではなく「帯」で見る

水平線123上で止まる水平線123上で止まる
1〜3の高値が、ほぼ同じ帯で止まっています。上に抜けたあとは、同じ帯の上で止まりました。図は説明のための作りものの値動きで、実際の通貨ペアのチャートではありません。

値段は、線ぴったりで止まるとは限りません。少し手前で止まったり、少し先まで出てから戻ったりします。そのため、水平線は幅のある帯として見ると使いやすくなります。

抜けたあと、役割が入れかわることがある

上の図のように、レジスタンスだった帯を上に抜けたあと、同じ帯が今度は下で止まる目安になることがあります。これを役割の入れ替わりと呼びます。

ただし、いつもそうなるわけではありません。抜けたと思ったら戻ってくることもあります。水平線は「止まるかもしれない場所」の目印として使い、損切りの値段を決めるときなどの参考にします。

引き方のコツ

  1. まず日足など長い時間足で見る
  2. 2回以上、止まったところだけに引く
  3. いまの値段の近くの、上と下に1本ずつくらいにしぼる

ここに気をつけて

水平線で止まったことがあっても、次も止まるとは限りません。線は「止まるかもしれない場所」の目印で、売買のサインではありません。

線をたくさん引きすぎると、どれが大事かわからなくなります。はじめは、長い時間足で何度も止まった、目立つところにだけ引きましょう。

TradingViewで表示するには

水平線を引く手順(設定ガイド)

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確認問題

Q1. 値段が何度も同じあたりで上に進めず、押し戻されています。この値段のあたりを何と呼びますか?

答えと解説

正解は「レジスタンス(上値の目安)」。上で止まりやすい値段のあたりを、レジスタンスと呼びます。

Q2. 水平線を引くとき、使いやすい考え方はどれですか?

答えと解説

正解は「ぴったりの値段ではなく、幅のある帯として見る」。値段は線の少し手前や少し先で止まることも多いので、帯として見ると使いやすくなります。

Q3. レジスタンスだった水平線を、値段が上に抜けました。そのあとについての説明で合っているのは?

答えと解説

正解は「同じ帯が、今度は下で止まる目安になることがある」。抜けたあと、同じあたりが下値の目安になることがあります(役割の入れ替わり)。ならないこともあります。

今日の練習

ドル円の日足で、ここ数か月に何度も止まった値段を1つ探して、水平線を引いてみましょう。何回止まっていたかを日記に残せます。

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この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。